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執筆者の写真尚志館管理人

20190602_県本部昇段審査会

皆さんこんにちは!管理人です。


最近巷では、子供たちが被害に遭う事故や事件など、子を持つ親にとっては大変心が痛むニュースが多いですね。池袋や滋賀、登戸で起きたことが、決して遠い場所の出来事ではなく、師範が日頃仰っているように、空手を通じて自分の周りの人を笑顔で幸せにする、という事に、我々が少しでも力になれたら良いな・・・と感じる日々でございます。


皆さんは、"六次の隔たり"という言葉はご存知ですか?

全ての人や物事は6ステップ以内に繋がっているというものですが、FacebookなどのSNSで友達の友達を辿っていくと、とんでもない有名人に繋がっている事に気づいたりするというのがその例です。

つまり、直接的に影響を与えられるのは少数でも、そこから伝播して影響を及ぼしていく事が出来れば、きっと我々の小さな行動も、ぱっと見では縁の無いようなところまで届くのではないかと思ったりします。


これとは直接関係はありませんが、管理人は、先週の稽古に向かう途中、中央に線路を挟む片側2車線の道路で、逆走する車と鉢合わせました。幸いお互い飛ばしていなかったので事故にはなりませんでしたが、一歩間違えば今週のこの記事を書けなかったかも・・・と思うと、如何なることも対岸の火事ではなく、いつ自分の身に起こってもおかしくないと思うようになった次第です。


 

という事で、いきなり脱線しましたが、本題に参りましょう。

今週は既報の通り、春の昇段審査です。武道を志す者にとっての一大イベント。憧れのブラックベルトに手が届くかどうか・・・という大事な審査です。

どんな様子だったのか、皆さんにお届けしたいと思います。


今回も会場はこちら。伊勢原市総合運動公園。

会場に着くと、既に田嶌先生らも到着されていました。

お約束の尚志館Tシャツ

早速中に入って受付の設営を行います。都筑支部は支部長である師範が県の資格副部長なので、同じく資格部長がいらっしゃる横浜西支部の皆さまと共に、審査会の準備をします。

書類のチェックやお金の管理など、入念に打ち合わせ

その頃、会場付近では・・・

お昼ご飯を食べたり、ストレッチしたりとこちらも準備に余念がありません。

茶鬼たちは緊張しているのか、リラックスしているのか良く分かりません。まぁ、この時点では開場1時間前だしね。


この後、受付が全て完了したら、恒例の総本部指導員による、技術講習会という名の稽古を行います。今回は井村師範によるご指導でした。


そう言えば、前回の講習会も井村先生でキツかったんだよなぁ・・・今回は少し手加減してくれるといいんだけど・・・

等と思ったのが運の尽き。会場の暑さと相まって、HPを見事に削り取られました。(笑)


講習会の詳しい内容は、出席者のみの特権なので秘密ですが、選定形を題材にしたりしながら、腰のキレを使った技の出し方を重点的に行いました。


こうして今回も無事HPが赤ゲージまで減ったところで、お待ちかねの審査開始です。

流石にこの段階になると茶鬼たちもこの表情

では、まずは初段の審査会場から。

こちらは基本審査の様子。みんな真剣な眼差しです。

そして今度は形審査。ウチの道場に限らず慈恩の人気は不動のようです。

最後は組手審査。初段は自由一本組手です。

ここでは、茶鬼同士の同門対決も見られました。


続いて弐段の審査会場に行ってみましょう。

同じく基本から。弐段以上は畳の上に設置された会場で行います。

そして形。

初段に比べて人数が少ないため、基本→形→組手とテンポが速く、元気な子供とはいえ、この暑さの中、体力を最後まで持たせるのは大変です。

それにしても泰世くん、落ち着きすぎでしょ。


そして自分の写真を探しても中々映りの良いのがありません。一番マシなのを選んでみましたが、いくら何でもこりゃ腰が高すぎるだろ・・・ワールドワイドに恥を晒して恥ずかしい・・・。なので、管理人特権として上半身アップの写真で誤魔化します。

同じく弐段の組手。弐段以上は自由組手です。

「管理人さん、棒立ちだよ」とか、「蹴りが届いてないよ」というクレームはお問い合わせフォームで送ってはいけません。ちゃんと本人も分かっていますし、それでもなおこんな写真を使わないといけない程、マトモなものが無いのです。そこは察してあげて下さい。


では、最期に参段の審査の模様です。

受験者は更に少なくなり、尚志館からは1名のみの受験です。

さっきまでの見栄えの悪いオッサンに代わって、ここからは菜月さんオンステージ。

形は得意形の五十四歩小。あんなに疲れてよくこんな長い形を打てるなぁ・・・と感心します。オジサンには42挙動ですら終盤太腿が辛かったです。

よくそんな間合いから飛び込めるよねぇ・・・といつも思います。私の2歩分くらいを1歩で進みます。若いって羨ましい・・・と言いたいところですが、大学時代でもこんなに体は柔らかくもないし、瞬発力もありませんでした。 ノ(´д`*) テヘ...


そんなこんなで講習会2時間に対し、審査は1時間半くらいで終わってしまいました。

今回は全体的に受験者が少なかったのかしら・・・?


そして審査が終わればドキドキの結果発表の時間です。

運命や如何に・・・!?

その前に、発表に先駆けて、井村先生ほか審査員の先生方からの総評を頂きました。

が、その総評が余りにも辛辣で、どの先生からも「基本がなってない」「稽古が足りない」と厳しいコメントが次々と飛び出し、会場の空気が一気に冷え込みます。

「みんな下手糞!!」(怒)

ちなみに管理人もこの辺りでやや観念し始めて、最悪のシナリオに備えて心の扉を閉ざし始めます。


という事で、非常に重苦しい雰囲気の中の合格発表でしたが、記念すべき令和最初の昇段審査、都筑支部からの合格者は以下の通りです!!(パチパチ)



令和元年第1回 昇段審査会合格者

◆初段

白石 颯太

阿部 栞

吉村 修

赤嶺 有京


◆参段

馬場 菜月



ハイ、ご覧の通り、管理人は見事にアウトでした。不合格です。

昔からよく言われている事ですが、協会の段審査はそう甘くはないという事ですね。

特に今回は弐段、参段の成績がすこぶる悪かったかも知れません。

弐段の発表では一般部の集団からの返事が1回も聞こえなかったかも・・・


しかしどんな状況であれ、発揮できるのが本当の実力。

緊張したとか疲れてたとか、足が痛いとか理由はあったとしても、そんな事はみんな条件は同じ。合格した子供たちはそれを乗り越えて勝ち取っているので、結果を真摯に受け止めて次回の審査まで稽古に励みたいと思います。


尤もその前に痩せろというアドバイスもあろうかと思いますが、空手に復帰以来、その気はあれども、運動すればする程ご飯が美味しくなるばかりで、体重が減りません・・・。

審査の最中も昼ご飯を消化しきってお腹が空く始末ですし、どなたかいいダイエット方法があれば、教えて下さい。お便りをお待ちしております。





さぁ、最期はみんなで集まって、新人黒帯さんへの黒帯授与式です!

待ちに待った新品のMy黒帯!!やったね!

でもって帰る前の締め括りは、やっぱり恒例のコレ。



新しく黒帯の仲間入りをした4名の喜びの表情。やり切った感のあるいい顔です。

合格した皆さん、おめでとうございます!



残念な結果になってしまった方も居ましたが、最後まで残って合格者たちを祝福してあげてて偉いですね。きっとその気持ちは、次回合格した時にみんながお祝いという形で返してくれる筈です。半年後に一緒にリベンジしようね!!

オジサンも総評でコテンパンに言われて心の準備が出来てたせいか、達観したような気になってたけど、一晩明けてみて思い出したらやっぱり悔しいわ!!!!


 

という事で、毎回悲喜こもごものドラマの生まれる昇段審査ですが、如何でしたか?

茶鬼は2名が黒鬼に昇格しました。しかし今回は受験しなかった方もいるので、全員卒業の模様は次回12月にお預けです。もう1回楽しめますね。


さて、来週は・・・特にイベントが無いようです。

管理人も審査の事で一杯で、月間のスケジュールが頭から抜け落ちていました。


という事で、新米黒帯の初稽古レポートとか、指導員紹介とか何か週末までに記事を考えておこうと思います。お楽しみに!


では、また来週お会いしましょう!!


押忍

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