皆さんこんにちは!管理人です。
先週末は、子供たちにとっての一大イベント『文部科学大臣杯 第62回 全国小学生・中学生空手道選手権大会』が開催されました。
子供たちはこの大会の出場を夢見て日々の稽古に励んでいます。そんな中、春の県大会において見事全国への切符を手にした10名の選手たちが、この日伊勢の地で稽古の成果を発揮してきました。
そんな子供たちを間近で応援すべく、管理人も『自分の子供が出場しないのに受験生ほったらかして・・・』と妻から向けられる冷ややかな視線を振り切り、伊勢まで観こぅ・・・もとい、応援に行ってきましたので、今週はその模様をお届けしたいと思います。
今年の会場は、三重県は伊勢市にある『三重県営サンアリーナ』です。
外観はこんな感じです。
この日は朝7時に開場となるため、6時過ぎから人が集まり始めます。
上の写真も管理人が6時半に現地到着後すぐに撮影したものですが、何となく赤っぽく見えるのは、夕焼けではなく朝焼けなのです。
この後早速中に・・・と言いたいところですが、一旦時計の針を前日に巻き戻します。
実は、早朝からの入場に備え、出場者の方々は前日から現地に前乗りしていました。
到着後は、伊勢神宮に参拝したり、夫婦岩を訪れたりと各々自由に過ごしたようですが、宿は毎年中原支部さんとご一緒させて頂いており、今年も合同の決起集会を行ったそうなので、まずはその模様をお伝えしたいと思います。
ここ数年見た決起集会の写真は居酒屋のような雰囲気でしたが、今年は宿の食堂かな?
まずは斎藤師範からご挨拶を頂き、翌日の必勝を祈念して乾杯から。
その後、出場者から一人ずつ意気込みをみんなの前で述べた模様。
出場者の人数と写真の人数が合っていませんが、それは別宿に宿泊された方もいるから。
何名かカラオケっぽくなっていますが、ちゃんと決意表明しています。
こちらはお食事の様子。みんなイイもの食べて羨ましいデス・・・。
因みにみんなが食べているメニューはこんな感じ。
鍋の蓋が開いていませんが、別の写真を見るとサザエの壺焼きっぽいモノや、すき焼きっぽいものが見えます。奥には縦割りにされた伊勢海老も見えますね・・・
この決起集会、管理人はいません。
どこにいたのかというと、仕事から帰宅後、夜の出発へ向けまだ支度をしている頃です。
因みに管理人の夕食は、夜通しの運転に備えて多めに休憩を取れるよう、近所の丸亀製麺で冷やしぶっ掛けうどん大盛(390円)です。
こんな事なら伊勢海老とは言わないまでも海老天でもつけておくべきだった・・・
そしてここで満を持して田中師範からの激励メッセージです。
(実際の進行順序は分かりませんが、写真のナンバリングで時系列を推測しています)
以前の記事でも書いた気がしますが、"スピーチとスカートは短い方が良い"と言われる中、師範のスピーチは昭和のスケバンのスカート並みの長さで有名ですが、何と今年は5分で終わってしまったそうです。あら短い。
とは言え、我々も3分間スピーチですらネタに困るくらい永く感じるのですから、突然マイクを手渡しても5分以上話し続けられる師範って、日頃から色々考えながら生きてるんだろうなぁ・・・と素直に感心します。
そして美味しいごはんを頂き、明日へ向けて気持ちも高まってきたところで、締めと言えばやはりコレ。毎年の事なので既に中原支部にも浸透しているようですが、普段やり慣れている都筑と違って中原のご父兄の方々は少し恥ずかしそう。
さぁ、明日はいよいよ本番。
部屋に戻った後は翌日に備えて就寝・・・となる訳も無く、大人たちは当然のように部屋に集まって二次会です。
そして、伊勢までギターを持ち込む師範。貸し切りなので他のお客様に迷惑を掛けることはありませんが、浜松SAのMUSIC SPOTで演奏してきた筈なのに、それだけでは満足できなかったんでしょうか・・・(笑)
こうして大人たちは合宿同様に深夜まで盛り上がり、結局2時頃に寝たそうです・・・。
翌朝は合宿よりも早かったので、深夜の宴会に不慣れな奥様方は辛かったでしょうね。
因みにこの頃管理人はというと、愛知県内のサウナでサッパリしていました。
こちらは今回お世話になった『民宿ヤマト』さん。会場からも近く、便利なお宿です。
名前のわりにモダンな装いのエントランス。
見よ、これが貸し切りの証!
という事で、前日の模様をお届けしましたが、この辺で閑話休題。
ここからは本題の大会当日の模様をお届けしましょう。
管理人は午前6時半に開場に到着しましたが、既に一番近い駐車場はほぼ満車でした。
流石全国大会、停まっている車も全国各地のナンバーが揃っています。
無事にクルマを停めて会場に向かうと、7時の開場を待つ黒山の人だかりが・・・!!
既に団体で集合してアップしている団体もいます。気温は既に30℃を示していましたので、朝早くとは言え、こんな中で動いたら道衣が湿ってしまいそうです。
その後、いよいよ開場となる訳ですが、扉が開くと同時に、みんな一斉になだれ込みます。
今年は団旗を前日掲揚不可と通達されていた為、場所の確保を目指して我先にと駆け出して行ったという訳です。でも危ないのでほどほどに。
そんな中、尚志館は・・・というと、ビッグウェーブに乗り遅れこんな感じ。
非常口の看板を隠さないように掲揚しようとしたら、これが精一杯でした・・・。
では視線を会場に向けてみましょう。どんな会場だったかというとこんな感じ。
全部で14コートあります!私は子供の全国大会に来るのは初めてですが、いつもこんな沢山コートを作るんですかね?
これだけの広い体育館でもコートとコートの間がかなり窮屈です。
これだけ沢山の人が集まっている訳ですから、中は外よりも暑いです・・・
しかも開館直後とあって、全く空調が効いていません。そこに選手たちがアップする熱気も併さって、まさに蒸し風呂状態です。
私も数時間前にサウナ入って来たのに、着ていたポロシャツは汗でビショビショ・・・。
しかも館内の自販機はイナゴの大群が通り過ぎたかのように、全て売り切れの文字。
ここでは試合開始前から既に熾烈な生存競争が始まっているようです。
余りの暑さで開会式まで耐えられず、タバコでも吸おうと思って外に出ようとすると、扉にはこんな貼り紙が・・・。
この暑さじゃ " 屋内の方が " 熱中症になりますって!
普段はもっと涼しいのでしょうけど、流石に今はブラックジョークにしか聞こえません。
早く空調を利かせて~っ!!
そんな暑さの中でも選手たちは美奈子先生と共に一通りアップを済ませ、開会式です。
神奈川の列がどこだかわかりますかね・・・?
掲げているプラカードの手前から2つ目。千葉県の隣が神奈川の選手団です。
選手が入場して、引きの画で撮った写真がこちら。
スゴイ数の選手ですよね。流石全国大会です。
そしてこの後管理人は衝撃の事実に気付きます。
実は前日の移動からここまでに、管理人も自前のカメラで結構な枚数を撮っていました。
その後試合も始まり、連写モードで撮影した写真の出来栄えを確認しようとしたところ、モニターには何やら見慣れない文字が・・・。
『メモリーカードにアクセスできません』
こんな重要な局面でちょっと何を言っているのか分からないので、いいから早く読み込めよ!と昭和っぽくSDカードをフーフーしてみたり、愛機に向かってショック療法を試してみましたが、一向に事態は改善せず。どうやってもSDカードを認識していません。
その結果・・・
ここまでの写真が全てお亡くなりになりました。(合掌)
まさかこんなところでソ○ータイマー発動か!?確かに買って丁度1年程度。
そろそろタイマーが発動してもおかしくない時期。
自社製品だからって甘く見ていたぜ・・・と思いましたが、どうやらSDカード自体が逝ったようです。あ、SDカードはノンブランドです(笑)
設計の人たち、一瞬でもタイマーを疑ってゴメンよ・・・。
次回からは高いけど、自社のSDカードを買うね。でも、流石にこれは買わないぜ?
という事で、結局カメラはただの荷物になり、以降全ての写真はスマホでの撮影となってしまいました。なので、肝心の試合の写真ですが、私の撮影したものはかなり画質が荒かったり、ブレが酷いと思います。
出来るだけコートそばで監督が撮った下さった写真を使っていますが、私の写真しかない方、ゴメンナサイ!!次回はちゃんと事前に動作確認してから行くね。
ということで、お詫びも済んだので試合の模様を。
今回出場したのは
団体小学生高学年女子組手 (福田・安生・北野選手)
団体小学生高学年男子組手 (小坂・田嶌・奥西選手)
団体中学生男子形 (藤田真・藤田拓・角田選手)
個人小学3年生女子形 (澤田選手)
個人小学5年生男子組手 (田嶌選手)
個人中学2年生男子形 (角田選手)
の各部門です。
本当は澤田選手の小3女子形以外は初日に開催予定だったのですが、時間が押してしまい、個人戦は全て2日目となってしまいました。
管理人は事情により初日のみの観戦だったため、全ての写真が手元に揃っていません。
昨年同様集まり次第、随時追加していくので、『ボク試合出たのに写ってないよ~』という人は時間を空けて見に来てみて下さい。
という事で、まずは初日の試合の写真から。
良い試合が多かっただけに、カメラの故障が悔やまれます。
続いて2日目の写真を。こちらは主に田嶌先生の撮影です。
どうやら友貴くんは、毎度ガタイのいい選手と当たって殴られる運命にあるようです。
女子の写真が全然無いですが、集まったら追加するのでお待ちください。
という事で、手元にお子様たちの写真をお持ちのご父兄の皆さん。是非写真の提供にご協力を!!!!
では、この辺で肝心の試合結果を発表しましょう。
団体小学生高学年女子組手 (福田・安生・北野選手):初戦惜敗
団体小学生高学年男子組手 (小坂・田嶌・奥西選手):初戦惜敗
団体中学生男子形 (藤田真・藤田拓・角田選手) :初戦惜敗
個人小学3年生女子形 (澤田選手) :初戦惜敗
個人小学5年生男子組手 (田嶌選手) :3回戦惜敗
個人中学2年生男子形 (角田選手) :ベスト32
結果だけを見ると初戦敗退となってしまった試合も多かったですが、今回はお世辞ではなく本当に惜しかったと思います。
特に初出場の団体女子組手は、この間黒帯を取ったとは思えないようないい試合でした。
試合運びも積極的でしたし、一生懸命練習してきた成果が存分に出ていたと思います。
お互いのオーダーが違っただけで勝敗が変わっていたかも知れないいい勝負でした。
それだけにお嬢様方も悔しかったようで、席に戻ると悲嘆に暮れていましたが、開会式で草原会長も言ってましたよね。
『負けても悲しむ必要はない。キミたちはこれから強くなっていくんだから。』
負けてヘラヘラ笑っているのもどうかと思いますが、今回は負け試合から得るモノもあったと思います。悔しいと思う気持ちを来年への心の糧にして、また1年間頑張って下さい!
若干1名ほど相手を泣かせてスッキリした顔をしてた人もいましたけど。(笑)
男子も惜しい試合が多かったです。
尚志館と言うと、稽古も形に割く時間が多く形の方が強い印象ですが、昨年から取り組んだ組手強化の成果が少しずつ出てきているのではないかと思います。
初戦で負けてしまうとガッカリすると思いますが、トーナメントは1発勝負。
組み合わせ次第で結果は左右されますし、そもそも優勝者以外は全員1回だけ負けるんです。逆に言えば強さに関わらず1回しか負けない訳で、組み合わせ次第でそれが最初に出るか、後に出るかの違いだと思います。
勿論勝ち進んでベスト○○とかまで行けるというのは、組み合わせのアヤだけではなく実力の表れだと思いますが、逆に負けるときは優勝候補でも何でこんなところで?というところで負けたりするものなのがトーナメント。
早く全国の舞台で1勝を味わいたい気持ちは分かるけど、余り落ち込まないで、来年こそは!!と自分を奮い立たせる材料にしてくれればと思います。
さて、ここでベスト32に残った光翼くんと男子団体形の動画が届いているので一挙公開。
まずは初日の中学男子団体形から。
続いて光翼くんの形を初戦(2回戦)~ベスト16決定戦(4回戦)まで順番に。
光翼くん、もう一息でしたね・・・!惜しかった!!
皆さんも如何でしたか?全国の空気やレベルは感じてもらえましたか?
管理人のカメラが壊れるとか、色々トラブルもありましたが、何とか自分の言葉で無事にお伝えできて良かったです。
今回管理人は金曜夜から三重に向かい、土曜日の夕方から横浜に戻るという0泊3日の弾丸ツアーで観戦した訳ですが(途中サウナ仮眠あり)、そんな強行軍の最中の様子や移動中に発生したとある事件などは別の機会に記事にしたいと思います。
来週はお盆休みですね。稽古はありませんが、ブログは更新予定です。どんな記事かは来週のお楽しみに。
それではみなさん、また来週お会いしましょう!
押忍
番外編
大会2日目は日曜なので、地元横浜では小林先生がいつも通りお留守番稽古です。
管理人も何とか日曜の13時に自宅に戻り、そのまますぐに着替えて道場に向かいます。
道場内は36℃と、運動をする気温ではないですが、全国で頑張る選手たちに負けないように、道場に残っている子供たちや一般部も稽古に励みます。
そこで見かけたレアな光景。さて、何が変でしょうか?分かりますか?
この道場では白帯の人が指導をしているようです・・・・
どうやら帯を自宅に忘れてきた模様。(笑)
小林先生も何年ぶりに白帯締めたんでしょうか?
それにしてもよく結べる長さの帯がありましたよね。メタボの管理人には、帯を忘れても貸してくれる人は居なそうです・・・(笑)
ちょっと新鮮な写真をお届けしました!
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