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執筆者の写真尚志館管理人

20181028_神奈川県秋季親善大会レポート

更新日:2018年11月6日

皆さんこんにちは!管理人です。


今週はお約束の親善大会のレポートです。

この大会は、春の県大会が全国への予選として茶帯以上が出場条件であるのに対し、逆に茶帯未満の選手への言わば新人戦のような位置付けとなっております。


中には夏までに茶帯へ昇級して臨んでいる選手もいますが、協会の公式戦という意味では大半が初めての試合という子供たちも多い試合です。

なので来年の県大会へ向けての地ならしを含めて、親善と言えども選手は皆超本気モードで臨んでいます。


という事で、早速その模様を紹介していきましょう。


開催場所は神奈川県平塚市の平塚総合体育館です。

開場までは、到着した選手から美奈子先生と共に軽くウォームアップ。

因みに美奈子先生は監督デビューです。

ウォームアップ
皆の視線の先に映るものは・・・?

実は管理人も出場していますが、この寒さで動くと足をつるので、オッサンは離れた所で柔軟体操です。ご飯も駐車場で食べたばかりだしね。(笑)

え?何でお前が出場できるのかって・・・?大人は県大会出場経験が無ければ永遠に参加できるのです。しかしこれが後で泣きを見る結果になるのですが・・・



さて、入場後は定位置の応援席をキープしたら、会場内で準備運動をして開会式です。

開会式
県内の道場から大勢の選手が集まりました

昨年に比べると今年は少し出場者が少なめだったかも知れません。

尚志館も茶黒帯が増えたせいか、出場者は昨年比で少なくなってしまいました。

ですが、ららぽーと会員を含めて精鋭揃いです! あ・・・私は除きます。



三兄弟と思しき選手による選手宣誓などが終わった後は、早速午前の形試合です。

何ぶん広い会場で、至る所で同時進行で試合が行われる為、写真に写っていない子もいるかも知れませんが、そこはご容赦を。


個人形では、昨年を大幅に上回る子供たちが入賞しました!おめでとうございます!!

では、子供たちのドヤ顔をご覧ください!


この試合、初心者も沢山出場するので、予選は平安初段または太極初段で紅白勝負となるのですが、平安初段は最初に習う形とは言え、簡単な分だけ日頃の練度が出易い形だと思います。尚志館では、毎週の稽古で帯色を問わず平安初段を稽古していますが、その成果が出せたのではないでしょうか?


形が終わればお昼休みですが、昼休み明けには本大会の目玉とも言える兄弟・親子形の部があります。先日の関八州大会にも夫婦形がありましたが、この大会では兄弟や親子で日頃の稽古の成果を披露します。


この種目、親善大会らしいアットホームな種目にもかかわらず、他にはないユニークな種目の為、出場選手たちはどこも本気で獲りに来ており、アツい勝負が繰り広げられます。

今年公式戦デビューの悠希くん・絢香ちゃん兄妹も、普段2人で稽古する機会が少ないにもかかわらず、後ろで隅山先生が見守る緊張の中、立派に息の合った演武をしました!


そして午後はいよいよ組手の部となります。

子供たちの試合は基本一本組手なので、自由組手と違い勝負時間が短く、午前同様に会場の広さの関係で、写真が無い子がいるのはご容赦下さい。


こちらは形に比べると少し残念な結果ではありますが、それでも見事入賞者が出ました。

最近の稽古では組手にも力を入れているので、来年は形だけではなく組手でもたくさんの賞状を貰って、ダブル入賞を狙いたいですね!



では、締め括りは全参加選手の戦績発表です。

記念撮影
入賞した皆さん、おめでとうございます!!


◆個人戦

氏 名    : 形         組手

-------------------------------------------------

馬場 駿乃丞 : 準優勝       敢闘賞

中濱 萌々愛 : 2回戦惜敗     1回戦惜敗

佐藤 健   : 1回戦惜敗     敢闘賞

鷹取 景   : 2回戦惜敗     2回戦惜敗

寺本 峻   : 2回戦惜敗     1回戦惜敗

亀澤 拓人  : 1回戦惜敗     2回戦惜敗

阿部 正太  : 3回戦惜敗     1回戦惜敗

澤田 絢香  : 1回戦惜敗     1回戦惜敗

尾吹 颯太  : 3回戦惜敗     準々決勝惜敗(ベスト8)

高橋 海凪  : 1回戦惜敗     2回戦惜敗

越川 奏太郎 : 1回戦惜敗     1回戦惜敗

澤田 悠希  : 2回戦惜敗     1回戦惜敗

阿部 栞   : 敢闘賞       1回戦惜敗

赤嶺 一瑳  : 敢闘賞       1回戦惜敗

赤嶺 有京  : 敢闘賞       2回戦惜敗

阿部 将宏  : 準優勝       1回戦(大)惨敗

藤田 美奈子 : 順位決定戦惜敗   3位


◆兄弟形

澤田 悠希・絢香兄妹  : 予選惜敗

馬場 駿乃丞・菜月姉弟 : 準優勝


◆親子形

赤嶺親子 : 予選惜敗

阿部親子 : 予選惜敗


※記事の更新を優先したため、未確認の戦績は空白となっておりますが、確認が取れ次第、順次更新いたします。他にも誤りがありましたらご連絡下さい。



ところで冒頭で参加資格とそれにまつわる後悔の話をしましたが覚えていますか?

この大会は全国大会を目指す手前のレベルの選手たちが集う大会なので、県予選への出場者は勿論、大学空手部所属の部員も出場することが出来ません。

そう思って管理人は気軽な気持ちで平塚までやって来たわけですが、男子一般の組手の時間になると、どうも一人オーラの違う人が紛れ込んでいます。

監督かなぁ?と思ったのですが、拳サポーターをしているので、どうやら選手のようです。

帯を見ると・・・私の母校である『東京農〇大学空手部』と書いてあるじゃないですか。


母校は和道流なのですが、現在のナショナルチームの監督を輩出するなど、かつては強豪校であり、在学中もスポーツ推薦の学生もいたりと、当時は空手部には入っておらず面識は無かったものの、まぁ一見しただけでこんな大会でお目にかかるレベルの選手ではないことは明らかです。

写真は無いですが、雰囲気的には北斗の拳のラオウをイメージしてもらえればOKです。


トーナメント表を見ると所属は戸塚支部。どうやら隅山先生らが優勝請負人として送り込んできたリーサルウェポンのようです。


年齢は分かりませんが、見た目的に下ではないかと推測したので、田嶌先生から

『先輩相手に分かってるよな?』って言ってこい

と無責任な事を言われましたが、ラオウ相手に雑魚キャラが話しかけて機嫌を損ねた結果、秘孔を突かれて破裂したくないので丁寧にお断りしました。


その結果、トーナメント的には決勝まで行かなければ当たらない組み合わせだったのですが、あの人とやりたくないなーというネガティブ思考に陥ってしまい、元々ヘタクソなのが輪をかけて勝敗云々以前の塩試合をしてしまいました。

多分観ていた方からすると、自分でも思うほどの消極的な試合運びに「なーにやってんだか・・・」という状況だったでしょうね。

相手の方には、折角一生懸命やって頂いたのに本当に申し訳ないです。

元々組手が不得意だとか、相手のステップにタイミングが合わせづらかったとか、言い訳すればキリが無いですが、そもそも心持からして試合に臨む姿勢ではありませんでしたね。

下手なら下手なりにもう少しマトモな試合の仕方があったと思います。

サラリーマンなので確かに怪我は怖いですが、怪我をしない・させない為にも普段からキチンと稽古をしなくては・・・と反省した試合となりました。


ということで戸塚支部のWさん。来年は是非県大会でご活躍頂きたいですが、同じ協会空手で空手を学ぶ大学のOBとして親交を持てれば幸いですので、この記事を見たら是非ご連絡をお待ちしております。まだ大根持って踊れます(笑)

ですが、もしも隅山先生とご一緒に尚志館に出稽古に来られても、組手の相手だけはご勘弁下さいね・・・まだまだ胸を借りるのも烏滸がましい実力しかございませんので・・・。



最後は管理人のヘタレっぷりが明らかになったところで恒例の次回予告です。

今年も残すところ試合は関東大会のみ。他にもイベントは年末の稽古納めくらいではありますが、イベントが無くとも何らかの更新しますので来週もお楽しみに!!


押忍



ー 番外編 ー

頑張った子供たちの裏では、大人たちの色々なドラマがありました。

まずは、係員として大会運営と共に子供たちを支えてくれた方々。

ご自身のお子様も出場される中、本当は試合を見守りたいのを堪えて、大会のスムーズな運営にご協力いただきました。本当にありがとうございます。


そして、審判として子供たちをそばで見守って頂いた先生方。

審判とは言え、普段知っている人にそばで見られて緊張しちゃった子はいないかな?

私は後ろから隅山先生の『オマエ、負けたら分かってんだろうな?』的な視線を感じて背中が少し寒かったです・・・結局負けてゴメンナサイ。

写真を一通り漁りましたが、今回は田嶌先生も心眼でなく、ちゃんとご自身の両目で見てらっしゃいます。(笑)


そして最後は自身も選手でありながら、そばで子供たちを支えてくれた一般部の皆様。

自分の試合が近くとも、頑張る子供たちの為に応援に走り回ります。

大会はこうした皆様の陰の努力によって支えられているのです。

番外
親善の名の通り、他道場の方と親睦を深める大人の図。こうした交流も大事なのです。


ー 編集後記 ー

後日中原支部のブログにも詳細がアップされると思いますが、今年の尚志館男子一般部は、打倒中原支部を合言葉に、形2種目の完全制覇を誓って臨みました。


しかし残念ながらいずれの種目も中原支部に優勝を攫われ、文字通り見事なまでの返り討ちに遭いました・・・。どちらの方も以前から優勝候補のライバルと見込んで、目標を明確に稽古を積んできたつもりですが、そうは問屋が卸さないようです。


来年はお互いに全員が同じ階級になるので、今回出場できなかった一般部と共に、今度こそは尚志館が表彰台を独占出来るよう、秘密特訓に励みたいと思います。


斎藤師範、この借りは必ず来年お返しさせて頂きますよ!!

ということで、尚志館では来年の親善大会で共に優勝を目指すオジサマを大募集です。

経験・未経験問わず健康・子供の躾、どんな理由であれ空手を始めてみようかな・・・と思っているそこのお父さん、いつでもお待ちしております!

(これを読んで心当たりのある会員のお父様、2名ほどいますね?今スグ入会を!!)


勿論、お姉さま、お子様たちの入会も大歓迎です!!

誰にでも入賞のチャンスのある大会ですから、空手って怖そうだなぁ・・・と思っている方もまずは一度見学にお越しください。

(こちらも昨年に空手を始めると宣言されたお母様、ボランティア教室でお待ちしてます)



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