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2018年 小中学生全国大会

更新日:2018年8月7日

ブログをご覧頂いている全国の皆様、管理人です。

今週は前回お伝えした通り、先週8/4~8/5に行われた全国大会のご報告です!


この大会は正式名称を『文部科学大臣杯 小学生・中学生全国空手道選手権大会』といい、大人の大会が内閣総理大臣杯なのに対し、こちらは文科大臣杯が与えられる大会となっております。

この大会は今年で61回目という長い歴史を持つ大会で、日本空手協会が主催する子供たちの頂点を決める大会となっています。

いわゆる"寸止め"と称される伝統派の空手競技大会としては、ここ2年同日に全日本空手道連盟(全空連)が主催する” 全日本少年少女空手道選手権大会 ”が開催されていますが、こちらは全国の伝統派空手の各流派が一堂に会する大会なのに対し、協会主催の大会は日本空手協会、つまり松濤館流のみが集まる大会であり、ルールも全空連がオリンピックに準じたルールに対し、協会は昔からの一本勝負に拘ったルールという違いがあります。


こう書くと、よく『だったら全空連の大会の方がオリンピックルールだし、全流派が集まるなら、こっちの方が最強なんでしょ?』と聞かれるのですが、そもそもスポーツと武道では目指すものには違いがあり、流派による強弱があるわけでは無いので、格闘技の話題につきものの『最強の格闘技』論とはそもそも違うものだと思ったほうが良いかと思います。

実際、天才空手少女としてTVなどでも取り上げられている高野万優ちゃんも新潟の協会の道場で空手を稽古しておりますし、協会と全空連で開催日程が異なっていた3年前までは、彼女は両方の大会に出場し、共に優勝をしています。

また尚志館も横浜市空手道連盟を通じて全空連にも所属しているので、もちろんオリンピックを目指したいという子は全空連の各種大会に出場することも可能です。

これから空手を始めたいという方のご参考になればと思います。


さて、前置きが長くなりましたが、本題に参りましょう!!

実は管理人、記事を書くにあたり全国大会を見に行っておりませんっ・・・!(痛恨)

なので、ライブ感が薄い報告になってしまいますが、後日同行された師範が記事を書かれるとのことですので、私からは結果と雰囲気だけでもお伝えできればと思います。


今年の全国大会は仙台での開催となりました。会場は毎年持ち回りで移動します。

という事で、まずは軽く記念撮影から。

'18全国大会出場者
尚志館の若き精鋭たち

管理人はいつも思うのですが、空手の強い人は道着の着こなしが綺麗ですよね。

道場でも、道着を着てスッと立っているだけで、この人上手いんだろうな・・・と思う事があります。

それにしてもみんな道着姿がキマってますね!若干1名Tシャツ姿ですが、普段の着こなしはバッチリなんですよ。道着姿をご覧になりたい方は記事の最後をご覧ください。


今年の出場者は個人形が4名、個人組手が2名、団体形が1組の計5名でした。

本当は全員の様子を載せたかったのですが、現時点で管理人の手元に写真が少ないため、手持ちのもので会場の雰囲気だけでもお伝えします。


下は中学生の団体形です。昨年も同じメンバーで出場しているのですが、綺麗ですよね~。

どこが?と聞かれると説明が長くなるので省略しますが、私はお手本クラスだと思っています。こうなるまでに毎週沢山汗を流して努力を積み重ねているのです。

写真だけだと伝わらないかも知れませんが、この3人の形は本当に揃っていて美しいです。

管理人も親子で団体形に挑んだことがありますが、動画だとそこそこ揃っているように見えても、写真で切り出すとかなりズレていたりするものです。

普段から居残って呼吸を合わせる稽古を積み重ねた成果だと思います。


こちらは中学個人組手の模様です。

空手の組手の凄さは、写真だけでは伝えきれません!一本勝負に賭けて間合いを測り、一瞬のタイミングで技を極めるという緊迫した空気は、私の言葉なんかではなく、是非入門して頂いてお子様と一緒にこの会場で味わって頂きたいと思います。


 

今回写真が無かった子たち、ゴメンナサイ!!

きっとお父さんやお母さんが沢山撮ってくれていると思うので、もしも追加で手に入ったら、どこかの機会でちゃんと全世界にアップしますね。


ということで、最後に出場した各選手の戦績をご報告。

本年度は、個人戦出場者が全員見事1勝されました!!

空手未経験の方だと、たかが1勝と思うかも知れませんが、トーナメントで1勝できるのは、出場者の2人に1人です。ましてや学年によっては3勝目あたりからベスト16であることを考えれば、全国のトップが集まる場で、しかも緊張で普段の実力を発揮できない子も沢山いる事を思えば、1勝するという事がどれだけ素晴らしい事か分かって頂けるのではないかと思います。


まずこの場に立てるという事だけでもスゴイ事なんですよ。


それでは普段はあまりブログで名前を載せることは無いのですが、今回は全国という素晴らしい舞台で頑張った皆さんを讃えて、勝手ながら名前入りでご紹介です。


【田中一輝】 形・2回戦/組手・1回戦

【髙槁勇佑】 形・2回戦

【角田光翼】 形・2回戦

【橋本人和】 形・2回戦/組手・1回戦

【中学生団体形】 1回戦


もう来年の全国大会へのスタートは切られています。

また来年、このブログで沢山の子供たちの雄姿を紹介できることを楽しみにしています!


押忍


 

番外編


全国大会は朝9時頃には開始します。なので、遠距離開催の場合には選手たちは前泊をして準備を整えたりします。

こちらはその決起集会の様子。選手以上にお父さん達の突きに力がこもっています。(笑)

決起集会
尚志館名物 逆突一本締め!

そして最後は、今回の大会で選手たちの監督としてサポートをして下さった光翼くんのお父様と一緒に記念撮影でお別れです。



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