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執筆者の写真尚志館管理人

20190127_冬季昇級審査会&合同稽古

皆さん、こんにちは。管理人です。

昨日は、中原支部との合同稽古と昇級審査が行われましたので、その模様をお届けしたいと思います。


尚志館では、その年により前後はあるものの、概ね1月、5月、9月に昇級審査を実施しています。審査は同じ神奈川県内の中原支部との合同で行われており、審査前には両道場揃っての合同稽古を実施しています。


では、早速その合同稽古の模様から。

稽古の指導は開催毎に中原・都筑それぞれの師範が交代で行います。前回9月の審査では中原支部の斎藤先生にご指導を頂きましたので、今回は田中師範の稽古でした。

まずはみんなで揃って元気に挨拶から。本当は準備中の写真も撮ろうと思いましたが、到着したら、その寒さにカメラを出すのをすっかり忘れてしまいました・・・(テヘペロ


これも審査が始まってから気づきましたが、今回は参加者が普段よりも少なめだったようですね。インフルエンザが流行して外出禁止とか習い事など家庭の事情で参加できないなど様々あると思いますが、ここでしか聞けない話や、普段の顔ぶれとは違うメンバーでの稽古は新しい刺激を得られると思いますので、もう審査を受けない級になっても出来るだけこういう場には触れておくと良いと思います。



合同稽古では、師範が『元々は体を温める為に数をこなす稽古をしようと思ったけど、今日は暖かいので、普段あまり出来ない基本中の基本を中心に稽古します』と仰っていました。

そうですね、数稽古は爺様たちには辛いので、その方がありがたいですね・・・。


とか言いつつ実は管理人、この稽古殆ど参加できずに写真係でした。先週の稽古で腰を痛めてしまって、最近酷い日は生まれたての小鹿のようになってしまっているのです・・・。

皆さんも寒いこの時期、くれぐれも怪我にはご注意くださいね。

という事で、今回は役職を全うし、カメラの電池が切れる寸前まで沢山撮影しました。その中から厳選した写真を掲載していきたいと思います。


では、どんな話があったかというと・・・


例えば、前蹴りの時にただ膝を搔い込むのではなく、後ろ足の起点から引き摺ることなくそのまま真っ直ぐ引き上げることとか・・・

合同稽古_前蹴り
蹴る時に前の障害物に当たらない稽古は有名ですが、搔い込みを取る時の稽古は私もこの道場が初耳でした。

同じく前蹴りの時に、膝を外に逃がさないで技を出す方向に足を向けることの大事さとか、

中原のAN先生のご子息と師範による、悪い見本での実演。スゴイ遠慮してやりにくそう・・・(笑)

秋の外部指導員稽古でもやった拳1つ分の高さにこだわって狙いを定めて技を出す練習、


人中・顎・肩・水月・下段の高さで丁寧に集中して技をコントロール

反射神経を鍛えるために、後出しジャンケンならぬ後出し組手の要領で、師範の出した技に合わせて瞬時に対応した受け技を出す練習など、基本だけど普段あまり意識をしていない事を意識して稽古する事に主に時間を割きました。

皆が慣れる前のバラバラの写真を探すのに一苦労・・・因みにこの場合、右上段なので左揚受けが正解。

こうして1時間弱の稽古が終わったら、会場を設営して昇級審査となります。

これぞ武道の正座のお手本です。

写真には写らない準備の裏では、審査に向けて自主トレの真っ最中。

え?お前は手伝わないのかって?ちゃんと一番大きな机を運びましたよ!

審査開始のご挨拶。ここで気持ちを切り替えないとダメだぞー!


では、写真は前回同様に審査ごとにスライドショーでいきましょう!

まずは基本審査から。並び順は敢えて帯色順にしています。

やっぱり帯色が上がると上手になっていく様がわかるでしょ?

立ち方と使用部位・攻撃箇所の正確さがあると、写真に切り出してもサマになるなぁ・・・って思います。


続いて形の審査。

技の正確性もそうですが、緩急やキレ、力強さが合わさった形だと、写真では分かり辛いですが、ファインダー越しでもやはりカッコいいです。

順番を思い出しているのか、目線がキョロキョロしたり仮想の相手ではなく、自分の拳先や足元を気にしてしまうようではダメですよ!

最後は組手の審査会場。

言うまでもないですが、力強さと相手をよく見ること、そして何よりも気魄です!

お互いが向かい合った時から勝負は始まっています。ここで目線を切ってしまうようでは試合でも負けちゃいますよ。

紫帯以上の審査では、間合いの注意を受けている人が多かったですね。相手もあっての事なので、測るのが難しいですが、気を付けて稽古しましょう。


一通り貼ってみて・・・

・・・

・・・・・

・・・・・・・

うーん・・・何だろう。イマイチスッキリしません。

そうです!!茶鬼の組手の写真に秋の審査の時のような鬼気迫るものが写っていません。

今回はどういうコメントをつけて晒そうかと楽しみにしていただけに、管理人的には少し消化不良です。

こんなすました顔の教科書みたいな写真が撮りたいのではありません。

はい次っ。

こんな普通の空手の写真が欲しいのでもありません。しかも間合いが近いし。

これもボツ。

うーん・・・顔的には良いのですが、もう一息エッセンスが欲しいです。

確かに当たれば痛そうですが、『殺るか殺られるか!!』の要素が無いです。


ちょっと次回からの一般部自主トレでは、演技指導の科目をやらないとダメそうです。





一通り審査が終わったら、最後はお待ちかねの"飛び級審査"の発表です。

ですが、元々受験者が少なかったこともあり、今回はそれぞれの支部1名ずつの2名だけの飛び級審査となりました。

審議中

飛び級すると思う人、手を挙げて!

はーい!(そこの中原の黒帯の人、審査受けてないでしょ!!)

都筑支部からは駿乃丞くんがチャレンジしました。

気合の場所を忘れちゃったり、技を間違えちゃったりしたけど、みんなに見られる緊張感の中、よく頑張ったね!おめでとう!!


中原支部からは大人の方が見事飛び級チャレンジされました。

おめでとうございます!


審査員からの総評を貰って無事に審査も終了です。



撮影していて感じたことですが、審査後の指導員らからのコメントにもあった通り、やはりみんな声が小さいですよ。寒い時こそ声を出さないと!!

技では敵わなくとも、声だけなら黒帯と同じくらい出せるはずです。

声を出せば、身体が締まるし、身体が締まれば技が締まります。

小林先生が仰っていましたが、『道場で遊んでる時の声の方が大きいよ!?』のコメントが全てだと思います。できる筈のことをやらないで評価は得られません。

そして大きな声を出せる子は目付きが違います。大きな声を出している子で審査中に余所見をしている子はいません。

学校のテスト中に余所見をしたらカンニングで試験中止です。空手で余所見をしたら怪我をします。ですからどんな試験も集中して取り組みましょう。


あと審査では、勿論その場の実績を評価しますが、とは言え普段の稽古も見ている先生方ですから、審査の時だけ頑張ろうという心持ちではダメですよ。

何人か言われてましたよね?

 『普段、ちゃんと稽古してる???』

って。普段見ていない中原の先生方ですら、見れば普段どういう稽古しているのか良く分かるもので、それが結果に表れていると思った方が良いですよ。


思うような結果を出せた人も、出せなかった人も、今回は審査員の先生方が、普段よりも多めに個別にコメントをくれたのではないかと思います。

斎藤師範も仰っていましたが、あれは"お叱り"ではなく、昇級の為の"アドバイス"だと思って日頃の練習に活かし、また次回へ向けて稽古に励んでください。


では、最後はお約束の全受験29名の結果を掲載してお別れです。

1級に昇級した吉村さん、おめでとうございます!

6月の昇段審査へ向けて頑張ってください!!


今日も元気に逆突き一本締め!

氏 名      授与級(★は飛び級)

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吉村 修  :   1級

赤嶺 有京 :  仮1級

藤井 秀昭 :  仮1級

石垣 雄士 :  仮1級

鎌田 与真 :   2級

阿部 栞  :   2級

高橋 海凪 :   2級

吉村 太壱 :  仮2級

嘉数 陸人 :  仮2級

阿部 正太 :   3級

赤嶺 一瑳 :  仮3級

澤田 悠希 :  仮3級

澤田 絢香 :  仮3級

石川 凛奈 :   4級

石川 恵美子:   4級

馬場 駿乃丞:  仮4級★

藤井 智公 :   5級

石垣 全英 :   5級

佐藤 健  :   5級

鷹取 景  :   5級

高橋 廣子 :  仮5級

石垣 有英 :  仮6級

駒坂 圭太 :   7級

子安 雄大 :   7級

吉村 公汰 :  仮7級

原谷 倖成 :  仮7級

菅沼 篤志 :   8級

名本 大征 :   9級

鷹取 亮  :   9級★


次回はみんな大好き新年会の模様をお届けしたいと思います。

それではまた来週お会いしましょう!!


押忍

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