皆さんこんにちは!管理人です。
残暑も和らぎ、過ごしやすい季節になってまいりました。空手も秋の大会シーズンに突入し、イベントも増えてきてブログネタには困らないものの、その分編集が追い付かないので、管理人のブログ業も繁忙期に突入となりました。
そんな中、管理人は先日の稽古で小指を骨折という、日頃の稽古不足以外の何物でもない醜態を晒してしまい、暫くは組手が出来なくなってしまった訳ですが、こういう機会にでも基本の振り返りでもしようかと思っております。
因みにこういう振り返り期間が空手を再開してから年1回ペースでやってきています。
うーん・・・カルシウムが足りないのかなぁ?サウナのお陰かイライラはしないんだけど。
さて今週ですが、先週お届け予定だった昇級審査の模様をお伝えしたいと思います。
みんなが待ち焦がれた昇級審査、どんな結果になったのでしょうか!?
それでは行ってみましょう!!
本当は開始前のみんなの雰囲気を撮ろうと思ったのですが、道場の駐車場に着いてカバンを開けると、家にカメラを忘れてきたことに気付くという痛恨のミス・・・!一旦家に取りに帰ったため、既に合同稽古が始まったところからの撮影スタートです。
という事で、写真はいきなり稽古風景から。今回は、重心の置き方を中心に下半身に効く稽古が満載でした。
まずはいつも通り・・・に見えて、実際は自然体⇔騎馬立ちの変化の間に左右2度突きを出すとか、写真だと分かりにくいですが、そんな稽古をしています。
そして蹴りの稽古も念入りに・・・とここまでは、まぁ耐えられる内容でした。
続いて行ったのは、前蹴り・横蹴り・回し蹴りを寝っ転がって行う稽古です。
早速師範がお手本を見せてくれます。
見た目的には
『足腰の弱った中高年の方でも負担の少ない簡単なお仕事です』
的な稽古に見えますが・・・
で・・・できねぇ・・・!!
一般部にはおまけで腰を浮かせた状態で蹴ることが付け加えられていたのですが、これが曲者で足腰に効く効く。ただですら関節が固くなってて足が上がらないところに、腰を浮かせると、更に足が上がらなくなります。
綺麗に上がれば、きっとシンクロナイズドスイミング(今はアーティスティックスイミングと言うらしい)のような光景なのでしょうが、実際の風景は・・・さながら初心者のエアロビクス会場のような無残なものに・・・。
道場前方からは子供たちの楽しそうな歓声が、後方からは大人の呻き声が聞こえます。
その後は受験組はグループに分かれて形などの審査の総仕上げを行いました。
その後ろでは黒帯達がミット打ちをしています。おっかないですね~。
こうして合同稽古は無事終了・・・と思ったら、来月の関八州大会へ向けて、中原支部が団体形の演武を披露するという事になりました!呼ばれた当人たちもビックリしていたので、事前の打ち合わせなしのサプライズ演出だったようです。
そんな中でも練度の高い、統制の取れた演武を披露頂きました。
昨年は僅差で4位を争った相手なので侮れない上に、形も都筑支部と同じ十手です。
優劣がハッキリ出てしまいそうで怖いですね~。
なんて思っていたら、ヤッパリというか都筑支部も返礼の演武です。
まだ仕上げ途中ですが、敢えて中原支部と同じカットを使ってみました。
どうです?実際にその場で見た方々は中原支部優勢に映ったようですが、静止画で見ればそれなりにいい勝負でしょ?(笑)
演武合戦も終わり、互いに1カ月後の健闘を誓い合ったところで、いよいよ昇級審査・・・と思ったら、師範が『弟子たちの借りを返す!』と言い出して、自ら演武披露。
本当は皆がやってるのを見て、自分もやりたくなっちゃったんじゃないんですかぁ?
という事で、一通り余興(?)も終わり、やっと昇級審査の始まりです。
ご父兄と一般部もお手伝いし、会場の設営をします。
受験者は最後の総仕上げに励んでいるようです。
最近は相変わらず受験者が多く、カメラマン1名だと会場を右に左にと大忙しです。
慌ててシャッターを切っているので、コンパクトカメラだとブレてしまう事が多く、折角カッコ良さそうに見えるシーンでも、採用を見送った写真も沢山ありました。
出来るだけ全員満遍なく掲載しているつもりですが、そんな事情なので写っていない方がいたら許して下さいね。
ということでまずは基本審査から。
今回は新規入門の子供も多かったので、初々しい審査風景も見られました。
こういう子たちが数年後には黒帯締めてるんだろうな~と思うと、このスタートラインにも感慨深いものがあります。
続いて形審査の様子です。
審査中ですが、こんな感じで時々指導が入ります。自分だけをじっくり見てもらえる機会も少ないですからね。指導されている本人は、審査結果に響くんじゃないかと気が気じゃないと思いますが、ちゃんと見てもらえている証拠です。よく耳を傾けましょうね。
最後は組手審査です。
こちらでも指導が入ります。
約束組手とは言え、組手は組手。姿勢や技術も大事ですが、相手を倒すような気魄が大事。気魄がこもれば、自ずと技も極まってきます。
という事で、審査で組手を担当される先生方の指導も自然と熱が入り、一部からは怖い審査会場の扱いを受けているらしい。たまに実演したら、偶然鳩尾に入っちゃって・・・なんていう事もあるとかないとか。
ですが、そんな先生方もこんなカワイイ子供の前では、頬が緩んでしまいます。
今回が初審査だった人も多かったですが、審査記事を比べてみると、自分の成長ぶりが分かるかも知れませんね。
先生方からの総評でもありましたが、撮影している中で全般を通して思ったのは、もう少し元気が良いといいかな、と。技は一朝一夕では身につきませんが、元気は今すぐにでも出せる。誰かも言ってましたよね。
『元気があれば何でもできる』
って。
元気の証はまずは声から。
さて、今回の審査では、受験者に混ざってこんな人が頑張っていました。
茶鬼改め黒鬼の兄貴分、有京さんです。
自分が受験じゃなくても手抜きはありません。というかこの二人、昔から審査でペアを組むといつもアツくなります。お互い我が子の前でケガしなきゃいいんだけど・・・
そしてそれは色帯相手であっても同じです。
えーやだー、このオジサンこわーい!まぢむりー。
組手はできるだけ同じくらいの背丈の人同士で行うので、相手がいない場合はこうして黒帯などが駆り出される事もちょくちょくあります。
女性相手の場合で足りない時もありますが、流石にこんなデストロイヤーを女性にぶつける訳にはいかないので、そんな時はちゃんと女性がお相手しますよ。
居ない場合はデストロイヤー軍団がお相手することもありますが・・・。
こうして3時間弱で無事審査も終了し、この後は・・・お待ちかね、飛び級審査です。
今回呼ばれたのは中原支部の一般部から白帯の方1名だけでした。
仮6級⇒5級のように、1.5級昇級の人は居ましたが、形の追加審査を受けられるのは、飛び級によって"級"自体が上がった時だけなので、呼ばれたのは1名だけとなりました。
その後、師範より飛び級審査で演武する気満々で準備してた人たちに演武の機会が与えられました。勿論審査自体は終了しているので、あくまで演武だけです。そこはルールだから仕方ないですね。
結局6名の人たちが手を挙げ、皆の前で演武しました。人前で形を打つのって恥ずかしいのに、みんなよく頑張りました!!
最後に、集合して師範ら指導員から一言コメントを頂き終了です。
中原支部の斎藤師範からは、基本をもっと大事にしましょうという旨のお言葉がありましたね。先週末の稽古でも多くの時間を割いて基本稽古の見直しをしましたが、帯色が上がっていく為には、絶対に必要な事だと思います。
管理人も写真を撮っていて、流れでは上手に見える人でも、瞬間を静止画で切り出すと、立ち方や引き手など、細かい所で基本的な所作が気になる事があります。
インターネットに公開するので、出来るだけ上手に映っている写真を使ってあげたいと思っていますが、偶然撮れた"奇跡の一枚"ではなく、どのカットで撮影してもカッコイイ写真が撮れるよう、日頃から基本稽古は大事にしてもらうと良いと管理人も思いました。
という事で、最後は恒例の審査結果の公開です。
結果に満足している子も、不満足だった子も、そして力を出し切れず不完全燃焼だった子も、次の審査へ向けて一層稽古に励んでください!!
◆秋季昇級審査結果◆
氏名 授与級
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根本 幹太 10級
渡邉 みずき 9級
伊藤 優太 9級
伊藤 和歌子 9級
武井 柚音 8級
佐々木 煌人 8級
北野 灯哩 9級
飯田 望月 9級
飯田 武浩 9級
根本 恭行 9級
櫻井 辰良 9級
櫻井 良介 8級
沖野 智彦 7級
鷹取 亮 7級
佐々木 魁人 仮6級
吉村 公汰 仮6級
原谷 倖成 仮6級
駒坂 圭太 5級
子安 雄大 5級
石垣 有英 5級
石垣 全英 3級
佐藤 健 3級
馬場 駿乃丞 3級
藤井 智公 3級
鷹取 景 3級
高橋 廣子 3級
亀澤 拓人 仮2級
石川 凛奈 仮2級
澤田 絢香 仮2級
澤田 悠希 仮2級
坂本 奈々美 2級
赤嶺 一瑳 2級
石川 恵美子 2級
阿部 正太 仮1級
吉村 太壱 仮1級
嘉数 陸人 1級
鎌田 与真 1級
次の審査は1月頃です。徐々に道場も寒くなってきて、稽古が辛い季節になっていきますが、寒さに負けず大きな声を出して頑張っていきましょう!!
押忍
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