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執筆者の写真尚志館管理人

20191201_冬期昇段審査会

みなさん、こんにちは!管理人です。

先日、県本部主催の昇段審査会が行われました。

既に会のFacebook等で結果をご存知の方も多いと思いますが、簡単にレポートをしたいと思います。


場所はいつもの伊勢原市体育館です。

すっかり冬になったのか、朝の空気は澄んでいて空も綺麗です。


子供たちはこの日へ向けて精一杯努力してきました。

師範も仕事を早く切り上げて稽古をつけて下さるなど、みんな非常に高いモチベーションでこの日を迎えられたと思います。

これは、審査前日の特別稽古が終わった後の一コマ。

最初は受験に不安を感じていた子供たちも、管理人のような素人目で見ても分かるくらい上達し、人事を尽くして天命を待つというのはこういう事なんだろうと感じました。

若干名、受験者では無いのに父親に拉致されて特訓に放り込まれた子もいますが、みんなで合格を祈願

審査の流れは、毎度恒例の技術講習会から。

今回も総本部より井村先生にお越し頂き、2時間ほど稽古をつけて頂きました。

稽古中は関係者以外立ち入り禁止なので、写真はありません。

管理人も初段の受験以来、取材だなんだで毎回のようにこの稽古に参加していますが、前回・前々回の稽古は吐き気がするほどキツかった・・・

お陰で前回の受験では、ここで完全に燃え尽きるという醜態を晒しましたが、相州二宮支部の原先生からの『大人の方は自分で力加減を調整してくださいね~』の言葉を頂き、そう言うことはもっと早く言ってよ・・・とも思いつつ、今回は如何に燃費よく効率的に稽古の内容を吸収できるかを課題に取り組んでみましたが・・・

今回は、前2回に比べれば遥かに内容重視で、気合と根性で乗り切るような稽古ではなく、管理人もホッと一安心していたところでした。

内容は参加者だけのヒミツですが、要約すると腰の使いかたを重点的に行いました。


そして講習会後はいよいよ審査本番です。こちらは受験前の一コマ。



その後、初段と弐段以上に分かれて審査が始まるのですが、今回は諸事情により審査中の写真がございません。

昨今何かとプライバシーやコンプライアンスに煩い世の中ですが、尚志館の公式ブログでは、情報の鮮度を第一に、頑張る子供たちの姿をいち早くお届けする為に、処理に時間のかかるモザイクなどの画像処理は極力行ってきませんでした。ですがどうやら世間様はそうは言ってはくれないということで、今回は管理人自身も受験者側で写真を撮る暇も無かった事もあり、審査中の撮影を自粛させて頂きました。


今後の試合など、尚志館以外の方が一緒に行うイベントにおける写真の扱いについては、少し検討をしようと思います。それまでは写真が少なくなってしまうかもしれませんが、少しの間ご辛抱ください。

まぁ、モザイク処理するツールはあるので、モザイクすりゃいいだろって言われればそれまでなのですが、写真の雰囲気を残しながらモザイクやボカシを入れるのは結構な時間がかかるので、手間と相談しながら考えていきたいと思います。


という事で管理人の文章力でどこまで伝えられるか疑問ですが、今回は文章が中心のレポートです。管理人が遠目にみんなの審査の様子を見ている限りでは、初段・弐段とも内容はすごく良かったと思います。

むしろ落ち着いて審査に臨む子供たちに対して、初受験となる一般部の茶鬼たちの緊張が遠くでも感じ取れるくらいで、子供たちはこれまでの努力の結果を遺憾なく発揮していたように見えました。


で、管理人は・・・というと、基本審査の途中で両足の太ももを攣ってしまいました(笑)

前回に比べて軽めと書いた技術講習会の最後に、V字腹筋のような体勢で、両足首を持つというものがありました。

管理人は身体が非常に硬く、まだ痩せていた大学時代、体育の授業で体力測定をした時に、前屈のテストでマイナス20センチという記録を叩き出し、先生から「オマエ、真面目にやってるのか?」と言われたほど。

ちなみに前屈のマイナスというのは地面に20センチ届いていないという意味です。

家系的には短足の座高高めなので、有利な筈なんですけどねぇ・・・

こんな状態なので、当然ですが足首なんて掴める訳がありません。そこで道衣の裾を掴んで耐えたのですが、これがいけなかった。無理に膝を伸ばしたところ、太ももを攣りかけてしまい、慌ててほぐしたものの時すでに遅し。時限爆弾を抱えたまま審査に臨む事になってしまいました。


頼むから持ちこたえてくれよ~と願いながら審査を受けていましたが、結局基本の最中に見事両足共に攣ってしまうという、哀れな結果になってしまいました。

これはその貴重な瞬間をとらえた一枚。後にも先にも審査中にこんな無様な姿を晒した人は居ないでしょうね。

激痛に耐える管理人の図 (笑) 衝撃の瞬間っぽく加工してみました。

とまぁアクシデントもありましたが、管理人以外はスマートに、管理人だけはスマートさの欠片も無く文字通り気合と根性だけで審査を乗り切り、あとは結果を待つだけです。

後で動画も見ましたが、客観的に見たら、コイツ何してんだ?状態です。

嗚呼、恥ずかしい・・・(ノ´∀`*)



管理人はこの発表までの時間は緊張感が高くて嫌いです。呼ばれる順番もあいうえお順でもなければ、支部単位でもない。完全に順不同なので、いつ呼ばれるのか、発表用紙の最後の1枚が無くなるまで気が抜けません。

会社でも見せないような緊張の面持ちで発表を待つオッサンズ

今回も初段受験の宴会部長、ヒデさんは残り2名のところまで発表されず、隣に座ってる管理人は気が気じゃありませんでした。

ですが、結果は初段受験の3名は無事全員が合格しました。おめでとうございます!



弐段の結果ですが、こちらは残念ながら尚志館からの合格者は3名となってしまいました。

意図的かどうは分かりませんが、この2年程昇段審査を取材をしている限りでは、最近の審査基準が上がっているように見えます。

協会の弐段は甘くないとは昔から言いますが、それでも師範も仰っていた通り、今まで合格した面々の審査内容と比較しても、今回受験した子たちは全く遜色ないどころかそれを上回っているのではないか?とさえ思えるような子が、再審査でもなく不合格という結果になっていました。

一発勝負の試験ですから、結果は厳粛に受け止めるべきですが、これまでの苦労を否定されたかの如く必要以上に落ち込むのではなく、かと言って審査基準の上下を期待して運任せにするのでもなく、今まで歩んできた道を愚直に進んで貰えればと思いました。


な~に、足が攣っても気合と根性だけで乗り切った管理人が受かることもあるんです。絶対に受かってやるんだという気持ちを持っていれば、いつか報われますよ!


あ、そうそう。やっぱり声を出すって重要ですよ。

審査員がどう見ているか分からないですが、動かない筈の脚も気合を入れると、その瞬間だけは意外と動くものです。

怪我をしていてもこのレベルですから、きっと元気な子供たちが大きな声を出したら、それこそスゴイ力が生まれるんじゃないかなぁ・・・?

因みに管理人は、翌日駅の階段が登れず、手すりに摑まって通勤しました。

流石に駅の階段で気合入れながら階段上ってたら、会社に着く前にお巡りさんに連れて行かれそうですからね。ひっそりとすみっこを歩かせて頂きました。(笑)


という事で、最後に合格者の発表です。


◆初段

 高橋 海凪

 石垣 雄士

 藤井 秀昭


◆弐段

 高橋 将太

 福田 奏

 阿部 将宏

先生方はお仕事が残っていたので、旗を撤去される前に先生不在ですが記念撮影

合格者の皆さん、おめでとうございました!!


ちなみに今回は、季節外れという事なのか、恵方巻(黒帯)の進呈式はありませんでした。

後日初段取得者には、道場で進呈されるんじゃないかな。


師範からは今回の厳しい結果を踏まえて、受験者たちへの激励と総括がありましたが、最後に各審査員の先生方から頂いたコメントなどを胸に、合格者は黒帯の自覚を持って次の段位へ向けて更なる稽古を、残念な結果になってしまった人も次回審査への決意を固めて反省点を確実に潰して頂ければと思います。

ちょっと気の早いクリスマスツリーをバックに師範からの総括

という事で、今週は昇段審査の模様をお届けしました。

来週の記事は・・・イベントがなさそうなので、これから考えたいと思います。(←雑)


それではまた来週お会いしましょう!


押忍


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