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執筆者の写真尚志館管理人

20200126_冬期昇級審査会&中原支部合同稽古

みなさんこんにちは!管理人です。

先週は、温かくなったと思えば雨が続いたりと天候が乱れましたが、体調管理は万全でしょうか?大学センター試験や高校入試など、人生のビッグイベントを迎えた方々は大変でしたね。まだ2月頭の受験シーズンも残っている中、今週も雪の予報が出ていたりと受験生の皆さんにとっては心配が尽きないですが、人生の目標に向かって全力で頑張って下さい。


という事で、我らが尚志館も受験シーズン真っ只中。という事で先週末は皆さんが待ちに待った昇級審査でした。


今回も中原支部との合同審査という事で、沢山の方が集まりました。



審査前は恒例の合同稽古から。今回は中原支部の斎藤師範によるご指導です。


特に銘打たれたわけでは無いので管理人の推測ですが、今回は突きや蹴りにおける基本的な動作における普段意識が薄くなりそうな部分の身体操作の稽古が中心だったようです。


まずは突きを突くときのコースと併せて肩甲骨など身体の使い方から。


続いて蹴りにおける中足と搔い込み足の意識。

昔から胸に付くくらい・・・と言いますが、ここまで上がるようになりたいものです。

手や胸の方を動かして膝を迎えにいかないようにするのは大変なのです。


今回は身体操作を意識付けるためにゆっくりとした動作と、それを体に染み込ませた後の極め重視の素早い動作を行いましたが、蹴りをゆっくりとやるのは、中年の一般部にはキツいのなんの・・・。


受けも、相手の力に負けないようにしっかりと受けられているかを確認します。

お手本を見せて頂いた後、各自ペアになって実践する訳ですが、蹴りを止めておくのが余りにも太腿にキツすぎて、途中撮影と称して離脱を試みますが、人数に余りがなく脱走に失敗し、撮影できなかったので、残念ながら大人が悶絶している写真はありません。(笑)

もしかしたら中原支部のブログの方には掲載されるかも知れないので、気になる方はそちらをご覧ください。


仕上げに五本組手を使って、攻撃と受けの極めを実際に確認していきました。



その後は、いつも通り受験者はそれぞれ帯色に分かれて形の仕上げです。



その頃、黒帯は隅っこで組手の稽古です。組手の指導は同じく中原支部の洲之内先生。

まずは一人で一連の動きを頭に入れます。

連続技をお互いが素早い受け返しの稽古でしたが、頭が固くなっている一般部たちは、もはや順序を覚えるだけで精一杯。

写真だと一瞬を切り取っているので普通に見えますが、実際にはお互いに順序を間違って受け損なったり、攻撃を忘れてお見合いしちゃったり・・・という事で洲之内先生も『難しいみたいだから辞めようか・・・』と敢え無く打ち切りとなりました。

難しいというより危なっかしいが正解の一般部

本来こういうのは考えたら負けなんでしょうけど、どうしても大人は「あーしてこーして、次はあれやって・・・」と頭を使ってしまって四苦八苦。

仮に頭では分かっていても、相手が間違えると釣られる人もいたりと、頭の柔らかい子供たちのようにはいかないようです。


という事で、空手ってムズカシイネ!という事が分かったところで合同稽古は終了。

いよいよ昇級審査です。


まずは受験者が揃って立礼。


いつも同様、各審査会場ごとに模様をお届けします。

出来るだけ全員の写真を掲載しようと努力していますが、一人で3箇所の撮影をしているので、漏れてしまった人はゴメンナサイ。


こちらは基本審査の様子。今回初めての審査という人もいましたね。初々しいです。



続いて形審査。



最後に組手審査。

今回はカメラの設定を間違えてしまった結果、ピンボケ・ブレが激しい写真が多いですが、ご容赦下さい




みんな一生懸命頑張っていましたが、終わってみたら思ったよりも厳しい結果だったという人もいたのではないでしょうか。

審査中の先生方からの指導も、普段から厳しめのコメントが多いですが、それでも特に最近は「基本が出来てない」「稽古が足りてない」というコメントが多く出ていましたね。やはり先週も書いた通り、審査は普段の稽古の成果を披露する場なので、普段できていない事は、急にやろうと思っても出来ないものですよね。


日頃の稽古の積み重ね、という事を大事にしたいですね。


空手は帯色が上がったからといって勝手に上手になるものではないと思っています。白帯でも黒帯に負けない声を出すことは出来るはずですし、余所見をしないというのも、上手下手ではなく、少し意識を持つだけで変えられる事だと思います。


中国の故事成語に『他山の石』という言葉があります。日本のことわざで言うところの『人の振り見て我が振り直せ』です。その文字通り、他人の悪い行いも自分の反省として参考にするという事ですが、折角誰かが「腰が高い!」とか「引き手が甘い!」と注意された時に、みんなが自分自身の事として受け止めて確認を出来たら・・・1回の指導で何十人もの人がレベルアップするチャンスを得ることが出来ると思います。


先生方からお叱りを受けてちょっぴり怖い思いをした子もいるかもしれませんが、指摘をされなかった人でも、『自分は大丈夫かな?』と確認してみる癖は付けた方が良いですね。



という事で、暗い話になりましたが、ここからは審査と言えばお約束のコレ。

そう、飛び級審査ですね。


まぁ、ここまでの流れでそんな沢山飛び級対象の人がいない事は推測できるとは思いますが、そんな厳しい審査の中、見事両支部合わせて4名の方が、飛び級審査に挑みました。

都筑支部からは下の2名がチャレンジです。


まずは1番手、灯哩ちゃん。いつもたくさん稽古してたもんね。

結果が出てよかったね!


続いては駿乃丞くん。

どちらも共通しているのは、お姉ちゃんの指導が厳しいという事です。(笑)

やっぱり親には口ごたえ出来ても、姉には逆らえないもんだよね。

ウチも姉は弟にだけは厳しいもん。でも自分に甘いから親に怒られているけど。

僕は長兄で心から良かったと思います。


冗談はさておき、見事飛び級審査に合格したお二人、おめでとうございました!!


では、最後に受験者全34名の結果を発表してお別れです。

氏 名      授与級 (★は飛び級)

============================

新野見 航平   9級 ★

岸本 宗真    8級 ★

飯田 武浩    8級

渡邉 みずき   8級

伊藤 優太    8級

伊藤 和歌子   8級

飯田 望月    8級    

根本 恭行    8級

櫻井 辰良    8級

櫻井 良介    7級

北野 灯哩    7級 ★

武井 柚音    7級

佐々木 煌人   7級

沖野 智彦   仮6級

鷹取 亮     6級

吉村 公汰    6級

原谷 倖成    6級

佐々木 魁人  仮5級

駒坂 圭太   仮4級

子安 雄大   仮4級

石垣 有英   仮4級

鷹取 景    仮2級

石垣 全英    2級

佐藤 健     2級

高橋 廣子    2級

藤井 智公    2級

澤田 絢香    2級

澤田 悠希    2級

馬場 駿乃丞  仮1級 ★

石川 凛奈   仮1級

坂本 奈々美  仮1級

赤嶺 一瑳   仮1級

阿部 正太    1級

吉村 太壱    1級




何はともあれ、受験者の皆さん、お疲れ様でした。

次回の春の昇級・昇段審査へ向けて、引き続き頑張って下さい!


 

今週は昇級審査の模様をお届けしました。

来週ですが、ちょっと管理人はプライベートで忙しく、記事を書く時間が取れなそうなので、来週のブログはお休みとなります。


という事で、次回の掲載は2月の10日ごろとなります。

それではまた再来週お会いしましょう!!


押忍

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