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執筆者の写真尚志館管理人

20200216_鶴岡八幡宮賀詞交換稽古

更新日:2020年2月21日

皆さんこんにちは!管理人です。

今週は、先日行われた賀詞交換稽古会の模様をお届けします。


 

この稽古会は、横浜支部が例年企画して下さっている合同稽古会です。

今年はひょんな縁から都筑支部も招待いただいたので、お言葉に甘えて総勢30余名の大所帯でお邪魔させて頂きました。


まずは気になる稽古の場所はこちら。

これじゃどこだか分からない!?

ではもう少し進んでみましょう。この大きな鳥居といえば・・・

そう。みなさんご存知の鶴岡八幡宮です。

管理人も十数年振りに訪れましたが、古都鎌倉の情緒が残る参道と霊験あらたかな境内が融合した厳かな雰囲気で、普段都会で汚れた心が洗われるようです。

日本人に生まれてよかったと思う瞬間ですね。


集合時間まで少し時間があるので、境内を散歩します。

こちらは太鼓橋。

残念ながら現在この橋は渡ることは出来ず、両側に造られた橋を渡って本殿へ向かいます。


先程の太鼓橋の左右には源平池と呼ばれる池が広がります。

こちらは橋から向かって右手にある源氏池。沢山の鳩と水鳥が出迎えてくれます。

写真の左端に写る休憩所で餌を買って与えることが出来ますが、みんな人馴れし過ぎていて、逃げないどころか、餌を持っている事に気付くと、鳩たちが一斉に襲い掛かります。


管理人が一服していた最中にも、数人の女子が鳩の餌食になっていました。

源氏池を抜けて奥に進むと、道場が現れます。

こんなのがあったなんて・・・


管理人が着いたころには、各支部から結構な人数が集まりつつありました。

道場は前の団体が弓道で使っていたので、時間まで外で待ちつつ挨拶を交わします。


そんな中見渡すと・・・どこかで見た事のある方が・・・

これは、"ミスター押忍"ではないですか!

という事で子供たちが群がり、早速記念撮影会。

TVで見た人を生で見るって子供たちにとっては初めてなのかも?

快く記念撮影に応じて下さった和田先輩、そしてミスター押忍の来訪を教えて下さった山本先生、ありがとうございました。


という事で話を戻し、各自道衣に着替えたらまずは本殿でご祈祷を受けます。

距離は近いですが、階段をずっと上っていくので、まぁまぁ足に効きます。

こちらは本殿前の祈祷待合室。

途中、丁度結婚式を挙げている会場前を通った時、以前妻が白無垢を着たかったと愚痴っていたことを思い出しました。そこでウェディングドレスで何がいけないのかと思ってしまう管理人は、きっと女心が分からないのダメンズという事でしょう。

ここから先、本殿内は撮影禁止の為、残念ながら祈祷中の写真はありません。

この後稽古をつけて下さる総本部椎名先生による玉串奉納など、恙なく執り行われました。


その後は、今回参加した全員で記念撮影。

更に道場ごとに記念撮影を。

良く見ると、1枚目にはいなかった一般部の健一さんが2枚目に写っています。

どうやら、偶然お参りに立ち寄ったら、見た事のある集団が本殿の前に・・・という事で、ここで会ったが百年目で強制連行です。

ちなみに健一さん、ここで捕まってしまったので、肝心のお参りが出来ずじまいだったそうです。帰る前にもう一度立ち寄ったのかな・・・?


こうして無事ご祈祷を済ませ、今年1年の安全と健勝を祈念したところで、先程の武道場に戻っていよいよ稽古です。

武道場の中はこんな感じ。和のテイスト100%です。

今回の稽古では、道場の滑りやすい床を利用して、下半身を意識した稽古を行いました。

確かに床が滑りやすいですが、普段稽古している尚志館の道場だと靴下履いてるんじゃないかと思うほど滑って股が裂けそうになることがあるので、個人的にはこのくらいが丁度いいと思ってしまいました。(笑)


運足の際に腰から動くように素早く足を引き寄せる練習を繰り返し行い、最後に平安初段~平安三段で締め括りました。


椎名先生からは、平安三段の第11挙動で振り向きながら後足を引き寄せる動作でちゃんと使えるように稽古する事、というご指導がありました。

確かにあそこで「よっこいしょ」感が出ちゃうとカッコ悪いんですよね。

よく空手では"腰から動く"とか"腰をぶつけるように"なんていう表現をしますが、こういう基本形を通じて、しっかり身に付けたいものです。


ちなみに管理人は椎名先生にガン見された挙句、『オマエ、見られてるの分かってるのに出来ねーとは何事だよ!(笑)』と蹴っ飛ばされましたが、皆さんはそういう事の無いように。


その後には、約束組手を少々。

椎名先生が仰っていましたね。「痛くないのは空手じゃない!」と。師範も常々仰っていますが、シッカリ突いてシッカリ受ければ、互いに手首はアザだらけになるもんです。


攻撃側は突きや蹴りを出す場所に注意を、防御側は受けるときにしっかり相手の技を見て受ける習慣を忘れてはいけませんね。

と言っている管理人は、急にお手本に指名された時に、蹴りを受け損ねて思いっきり腹に食らってしまいました。猛省・・・。

肉テクター常備なので幸い怪我はしませんでしたが。


こうして1時間半弱の稽古の締め括りは、各支部代表者による奉納演武です。

神様へ納めるものですから、引率してくれている家族ではなく、神様を祀っている正面に向かって演武をします。


尚志館からは、フレッシュな色帯チームと道場を代表する小学生黒帯チームの2つが演武を行いました。

まずは、チーム色帯さんから。形は平安初段です。

田嶌先生の号令に負けないくらい大きな気合で頑張りました!

こちらは、チーム黒帯キッズ。形は慈恩。

県大会の稽古が中心で、この演武へ向けた稽古は沢山出来なかったけど、それでも流石黒帯。本番に強い子たちです。

特別な事をしなくても形になるのは普段の稽古の賜物

結構稽古中のテンポが速く、楽な稽古では無かったと思いますが、皆さん最後までよく頑張りましたね!


稽古後は、みんなで記念撮影をして解散しました。



 

という事で今週は鶴岡八幡宮で開催された賀詞交換稽古会の模様をお届けしました。

なかなか出稽古の機会が少ないので、こういう場を通じて県下の道場と親睦を深めたり、普段見ない人の稽古姿を見ることで、自分の稽古を見直す機会が得られるのは貴重です。


企画を頂いた横浜支部の山本先生以下、関係者の皆様、そして指導をつけて下さった総本部椎名師範、本当にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。


そして尚志館を取り纏めて下さったイベント係の方々、休日にも関わらずお子様たちをお連れ頂いた保護者の皆様、お疲れ様でした。ケガなどなく無事終わって良かったですね。



それでは今週はこの辺でお別れです。また来週、お会いしましょう!


押忍



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