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執筆者の写真尚志館管理人

2023年 師範より新年のご挨拶

皆さん、明けましておめでとうございます!管理人です。

昨年は大した記事の更新も出来ず、楽しみにされていた方にはガッカリさせてしまい申し訳ありません。今年もマイペースに更新を継続していこうと思いますので、本年もよろしくお願いいたします。


明日から早速早くも仕事始めという方もいると思いますが、毎年この時期恒例となりました師範から皆様への新年のご挨拶をお届けいたします。


長文の力作なので私の挨拶はこのくらいにして、早速どうぞ。


 

新年、明けましておめでとうございます!

皆様におかれましては、新春を清々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。


お正月と言えば、書き初めも文化の一つですね。1月2日に書道や茶道を習い始めると上達し、向上心が上がると言われていたようです。「道」仲間として、空手道もきっと同じですね。来年の1月2日は、お庭や公園で各自が初稽古をするのもバッチリ効果ありですね!



ここで「道」といった流れから、

一つお話をさせて下さい。


私 田中が小学6年生の卒業時、当時の担任の先生から、色紙に一文字を書いて、その上に 夢を書きなさい。と言われました。


…が、私は当時、夢も目標もなく、困りました。周りは 野球選手・サッカー選手・お医者さん・本屋さん・飛行士など、ワイワイと楽しんでいて、僕自身は 置いてけぼり状態になっていた 孤独な記憶がございます。


そこで、当時に習っていた(無理矢理に習わされていた) 空手道をネタにするしかないと思い、夢でもない 嘘 を書きました。


それが、添付画像の色紙【道】です。

そして、夢が「めざせ国体」。


管理人的には山本くんの「5年後魚屋になってるのだろうか知りたいぞ」が密かにツボです

その後、私は空手道を辞め、テニス界で真剣に国体選手を目指し、努力しました。

テニスをやっている時は「夢」への実感といいますか、やっと自分自身に本気の夢や目標ができたことに、小学生当時の置いてけぼりに「ブルㇽゥーン!!」エンジンがかかり、未来を駆け抜ける爽快な清々しい気分になっていたことを覚えております。


それでも 私の信念も脆いもので、テニスも挫折し、空手道・テニスから完全に離れる人生となりました。


そして時は流れ、色紙を書いて 18年後(私 30歳)…公園で空手道を行う人生をスタートしていました。


その 30歳の時には、この色紙のことは覚えていませんでしたが、ここ4年くらい前に母親がこの色紙を実家から送って来てくれました。


その後、この色紙は 私の宝物になりました。

いつも 目につくところに飾っております。


小学生当時、無理矢理に書いた色紙。嘘の内容。… が 時を越えて、現在の私を勇気づけ、励ます色紙となり、宝物となっていることに、生き続けることの大切さに感動しております。


自身の行動に、無駄なものや、駄目なものは無く、自分自身の心の在り方で、光にも宝物にもなること。私が大人になったから、この色紙は 宝物になったのでなく、この色紙は私が小学6年生の34年前からずっと 宝物だった事実。


ある意味、私自身が未熟だったからこそ 辿り着けたことであり、未熟や挫折こそが教えてくれ、希望を与えてくれていることを知ることができました。


人生って 素晴らしい!!


そして、やはり

【書くこと】は大切ですね!


皆さん 今のうちに、

書きのこしましょう!!

未来の宝物に出逢えるよう、

人生に 感謝するためにも(^-^)



この blogの執筆にあたり、


本物の空手道を教えて下さった、私の師匠 芝田俊雄先生、


色紙を長年 大切に保管し、送って下さった母、


そして、小学生の田中克尚少年に…


心より 感謝しております。押忍



長文にお付き合い下さり、

誠にありがとうございました。


それでは、皆様、

本年も空手【道】を通じて、心技体を養い、仲間と切磋琢磨し、愛情・友情を高め、イキイキと前進して参りましょう!


本年も どうぞ

宜しくお願い申し上げます。



尚志館 田中克尚

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