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執筆者の写真尚志館管理人

新年のご挨拶

皆様

新年 明けましておめでとうございます! 本年もどうぞ 宜しくお願い致します。

元旦から素晴らしい晴天に恵まれ、今年も佳い年になりますね(^-^)

皆様、初詣にはお参りされましたでしょうか。 神社へお参りは、空手道に通ずることがありますね。

身だしなみと心を整え、神社の敷地内に入る前や鳥居をくぐる前に礼をします。 本殿(拝殿)前でも、もちろん礼をします。

これは空手道の稽古や試合と同じですね。 道場に入る前に礼をしますし、試合でコートに入る前に礼し、相手にも敬意を払い、礼をします。 もちろん、同様に出る時も礼をします。

神社の参道の真ん中は、【正中】と言う 神様が通る道がありますので、そこを意識して身を置いたりします。

空手道でも身体の【正中線】があり、そこを稽古や日常で意識するというのは、基本的な心構えですね。

その慎ましく美しい作法は、自己の安定感に繋がる行いだと想います。 それを考えると、やはり 空手道の一回一回の稽古は、技術だけを磨きあげるだけではなく、心をしっかりと養えることはもちろん、不安定な心境の時にはスゥ~ッと本来の自分に戻してくれる、優しく美しい場所ですね。

生きてゆく上では、それぞれの立場で失敗も後悔も多々ありますが、新しい一日が始まれば仕切り直しです。 過ぎた時間は取り戻せませんが、今日 新たに生かせる【時】を得れることは、今日一日、新たな【命】を授かったことに匹敵するくらいに意義があると想います。 一日一日を目覚めることができ、生かされているということに感謝し、理想を高く、実践は足もとから、一日 一日を深く噛みしめて、本年も喜んで進んで行きましょう(^-^)


押忍


2019年正月

田中 克尚


田中師範黒帯
田中の小中学生時分の帯、失敗や後悔を繰り返しながらも、一日一日 自己を信じて前進した勲章である

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